雪が降る中、眠りについた私達ですが、翌日は5時前に一応起きる。
夜中位から雪(アラレか?)の音はしなくなっていたので、外はどうなっているんだ?と見ると・・。
朝日を浴びる槍ヶ岳♪。雪は多少積もっているけれど、お天気良さそうだ!(@^∇^@)ワーイ。
テント場からは、以下のような景色が広がっていました(画像処理が汚い&2枚の端を合わせられなかった・・。スミマセンm(_"_)m)
燕山荘からの眺め(実写)
燕山荘からの眺め(カシミール3Dにて描画)
今日の予定は少し?ハード。(ルートは前日の地図をご覧ください)
燕山荘から大天井岳を往復して、中房温泉まで下る、というルートです。本当は大天井岳から常念岳・・と縦走したい所ですが、中房温泉に車を停めている以上、ピストン以外は不可能。ちょっと残念だなぁ〜。
とりあえず、必要最低限の荷物だけを持って、大天井岳へ向かう。雪が積もっているので、滑らないように気をつけないと・・。
★ルート所要時間★ (--->:登り/下り)
【登り/下り [ 燕山荘 <--> 大天井岳往復 ] 】
5:55 燕山荘 ---> 7:45
喜作レリーフ ---> 8:20 町営 大天荘 8:30
---> 8:40 大天井岳山頂 9:00--->
12:00 燕山荘
【下り】
13:10 燕山荘 --->
3:40 合戦小屋 ---> 15:20 中房温泉
5:45 御来光
雲海と、雪と、太陽のコントラストが美しかったです。
太陽の光で山々が紅く燃えているように見えました。
しばしぼんやりと見つめてしまいました。
燕山荘から御来光を見る人達
丁度写真左手方向に、頭を雲の上からピョコと出した富士山が見事に見えていました。
5:55
大天井岳へ向かう。
写真左手のピークが大天井岳。
近そうなんだけど、距離が片道6`近いと知って、トホホ。それを往復だからなぁ。
高曇りっぽいので、太陽が出てこない。右手から冷たい風が吹いてくる。
思い切り登りなら体も暖まるのでしょうが、細かなアップダウンだけなので、なかなか体は暖まらない。
道には雪が積もっている。当然アイゼンは持ってきてないので、足を滑らさないようにしないと・・。
ほとんど誰もまだ歩いていなくて、鳥の声が少し聞こえるくらいの静かな中、黙々と歩く。
こんな静かで少し冷たい空気の中、景色を見ながら歩くのは幸せな感じ。
途中には冬毛になりつつある雷鳥が居た
立山同様に、全然物おじしない雷鳥君が一生懸命餌をついばんでいました。
7:45 喜作レリーフ。
この時間になると、雲もすっかり晴れて体も暖まり、
辺り一面の雪と紅葉(ちょっとしょぼいけど)を見ながら快適に歩く。
出発から約2時間歩いた所で、喜作レリーフにつく。
大天井岳の開拓者で、名ガイドだったという小林喜作氏のお顔がはめ込んであります。
ここから槍ヶ岳への道を喜作新道と言う名前なのは、彼を称えての事なんでしょうかね?
ここからガレた岩場を登っていくと約30分程で町営大天荘に着く。
結構長かったなぁ〜・・。
ここでちょっと一休みしました。
8:20 大天井岳到着
大天荘から約5分程で、大天井岳到着。
素晴らしい眺めだなぁ〜360度の大眺望。ウッヒッヒ〜♪d(⌒o⌒)b♪
富士山、穂高連峰、槍ヶ岳、遠く立山、白馬岳まで見えました。
時間的に少し早かったせいか、山頂には数人しか居ませんでした。
槍ヶ岳の雪渓は丁度前日の雪で白く美しく化粧されていました。
大天井岳山頂からの眺め(実写)
大天井岳山頂からの眺め(カシミール3Dにて描画) ・・どうしてもこれも左右が合わせられなかった(涙)
9:00 下山?開始。
燕山荘へ戻る。はぁ・・空身だけどまたあの道戻るんだなぁ〜。(*_*)
でもお天気も良くて、素晴らしい景色を堪能しながらなので、恵まれてるよな〜。
喜作レリーフ迄の下りは、積雪のせいでかなり滑る。
足を滑らせたら、死んじゃうような所も有るので、慎重に・・・。
途中で登ってきていた地元?の人が、
"ココは毎年滑落して死んでるから足滑らさないように気をつけな〜"って言ってました。
喜作レリーフの所のハシゴ。
まぁ余り大したことは無いんですが・・でも天候が悪い時は、手が滑りそうだな〜・・。
ココを登ると後は燕山荘まで細かいアップダウンの道のりのみ。
なかなか素晴らしい庭園漫遊という感じでした。(@^∇^@)
15:20 中房温泉到着。
燕山荘からは、結構たったか降りたので、約2時間で下山。
どうもお疲れさまでした〜。
帰りは、中房温泉には入らず、途中の穂高温泉街の温泉に入って帰りました(笑)。
久々のテント山行でしたが、お天気にも色々な意味で?恵まれ、
景色満喫・怪我もなく無事下山できて満足の山行でした。
★お★し★ま★い★ 前日を見てみる?
@登り 断面図 |
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結構良く歩いたな、と言う感じ。 |
A登り 速度 |
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下りは特に、中房温泉に近くなると気が急いていたのか、スピード上がってますね(笑)。 |
B登り 斜度 |
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燕山荘〜大天井岳迄は、ほとんどなだらかな道であるのがよくわかるかと思います。 |