★山スキー at 立山★(2003年5月24〜26日)1日目 富山県中新川郡立山町室堂平

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ラ・ランドネの会山行にゲスト参加してきました。付いて行けるか不安でしたが、
"のんびり温泉山行"ということで、大丈夫かな?と思い切って参加。場所はここをクリック!
当初、参加予定者は多かったようですが、最終的に4名(ゲスト2名)という個人まりとしたものとなりました。

前後は天候がすぐれない日が多かったのですが、
この3日間はお天気に恵まれ(エヘッ!(^-^))、シーズン最後の滑りを満喫しました。
宿泊はみくりが池温泉。食事も山小屋とは思えないほど美味しく、また温泉も乳白色でサイコー!でした。
(ただし、部屋は旅館と同じに考えるとイケマセン。が、山小屋と思うと非常にこぎれいです。)

モノを知らないというのは、こう言う事を言うのだと思いますが・・・立山ってお金がかかるんですねぇ(笑)。
生まれて初めての立山ということもあり、そこそこネットで調べたつもりだったのですが、全然知らなくて・・。
前夜到着した長野県側の扇沢から室堂まで、トロリーバスやロープウェイ等で往復で10,000円近くの交通費?がかかるんです。
純粋な往復の交通費+α しか持ってなかった私は、ちょっと足りませんでした。(>_<)アホ

★ルート所要時間★ (--->:シール登行(登り)/滑降(下り)、 ===>:ツボ足、 ・・・>:徒歩)
8:00 扇沢 ---<<トロリーバス等>>--> 10:00 室堂 ---> 10:20 みくりが池温泉
【登り】
11:30 みくりが池温泉 ---> 15:00 真砂岳中腹(途中休憩20分含む)
【下り】
15:30 真砂岳中腹 ---> 16:05 雷鳥荘 ---> 16:35 みくりが池温泉


★滑走ルート★(赤:シール登行、黄:滑走、青:徒歩) Garmin GPS Venture&カシミール3Dにて作成。
 平面図を見たい方はこちらをクリックしてください(別Windowで開きます)。 立山ルート図(3D)1日目


黒部ダムから望む立山連峰8:30 黒部ダムからみる立山
扇沢からトロリーバスを乗り継ぐと、黒部ダムに到着。
ダムの向こうには、これから行く立山連峰が見えます。

しっかし、エエ天気やねぇ!!
やっぱり晴れ女?とか自分でほくそ笑みつつ、黒部湖へ向かいます。
黒部ダムは"プロジェクトX"ですっかり有名。たくさんの観光客が居ました。

実際に見ると結構急斜面に見える・・んです。9:00 黒部平
東一ノ越方面を望む。
帰りは、あそこから滑り降りるんだとか・・。
え゛?( ̄□ ̄;)? 結構急な気がするんだけど・・・。少し不安。。

今は、まだ元気(笑)。11:30 みくりが池に到着
黒部平まではあまり雪も無かったのですが、室堂平からはやはり一面銀世界。
とりあえず、初立山の記念に写真を撮る。バックは大日岳(多分)。

あ〜でもシール登行が不安だ〜(ーー;)。笑顔の裏にそんなことを考えていました。

いざ出発。12:30 真砂岳方面へ出発

東京スキー協の方々と雷鳥荘で合流し、真砂岳方面へいざ出発。
暑い位のお天気で、雪はかなり緩んでいます。
クトーは余り利きそうにない(程の緩さ)ということで、クトーは宿に置いてきました。

立山方面15:10 真砂岳中腹
え〜・・出る前の不安的中・・。
斜度が緩い所は、遅いなりにも何とかシールで登れていたのですが、
ちょっと急になると、板が後ろへズリッ!。バタッ!・・
燧ヶ岳の時のように、全然進めなくなってしまいました。

サブリーダー達には先に進んでもらい、
リーダーが私の後ろについて、登り方を指導して頂きつつ
カメの歩みで何とか登りましたが、汗ダクダク。空は快晴だけど、心はブルー(涙)。
何とか真砂岳中腹まで登りましたが、それ以上登る元気が無く、登りは終了。
またメチャメチャ迷惑かけちゃったよ〜・・・(T_T)。ハァ・・。

でも前を見ると、立山がキレイにみえます。少し気持ちがほぐれました。ハハハ・・。

Tさんの滑り。上手い!15:30 真砂岳上部より滑走開始
もちろん私は、この撮影位置からですが・・。(T_T)

サブリーダー達は、写真の上部の雪が切れている所から滑走開始です。
かなり良い雪だったそうですよ。ちょっと羨ましい〜〜。

写真は私と同じくゲストのTさん。
バッジテスト1級を持っていらっしゃるだけあって、さすが、滑りも上手いっ!
 (対して2級すら受からない、私・・・(^o^;)

これから下は若干、雪が割れている箇所もあり、注意しつつ滑り下りました。
滑るのは、相変わらずあっという間だぜぃ。楽しかったぁ!。

最初の頃は何とか写真を撮る余裕があるけど・・16:00 Tバー
真砂岳中腹から、雷鳥平へ滑り下りてしばらくスケーティング。
そこで、雷鳥荘へ登るTバーに乗る。
生まれて初めて見るTバー・・。

ケーブルにT状のバーを引っかけた後、それを股に挟んで、
T字の|部分を両手で握り、部分にお尻を乗っけるようにして乗ります。
しかし斜度がきつくなるにつれ、が90度回転して|状態になり、足からはずれそう!!
最後は完全に|状態になり、腕力だけでどうにか到着(笑)。
あー痛かった・・・。(^o^;

そして雷鳥荘から板を担いで、みくりが池温泉に無事到着。
しかし、メインの明日が一番問題なんだよね〜。明日は、無理そうならツボ足だなぁ・・。

★不安な2日目へ続く・・・(;_;)★


GPSによる考察

@登り 断面図

標高差は約400bです。
距離的には3`ちょいなのに、
かかった時間を見ると・・!
3時間以上かかってます。
いかに登れなかったかが容易に想像できると思います。

A登り 速度

シール登行は、まさにカメ並みの歩み・・・。
平均1`。それじゃ3時間かかるはずです。

B滑降 速度

帰りはスケーティング等も含めて1時間弱。
へこたれまくりの1日でした。