2日目の朝を迎えました。
前日の寝不足もあり、綺麗な布団でぐ〜〜〜っすり眠って、すっきりカイチョー!
・・・と言いたい所ですが、実際は、誰かのうなり声の様なイビキが気になり(もちろん女性の)、夜中まで寝つけずイライラ・・・。
普段ほとんどテント泊で、"他人と大人数で寝る"、という状況に慣れていないせいだからなのかなぁ?
耳栓持ってくれば良かったと、またまた反省・・。
てな事で、朝5時過ぎに一応起きましたが、(=_=) ネムー・・・という感じ。トホホ。
気を取り直して、宿の入り口まで外の様子を見に行きました。
少し薄曇りで、風が強い感じ・・・。雪面がガリガリアイスバーンだったらどうしよう・・とちょっと不安に。
食事を済ませ、7時過ぎにみくりが池を出発。今日の予定は雷鳥沢を登り、別山乗越へ。その後剣沢小屋へ滑り込み、登り返し。
その後雷鳥沢を滑って宿に戻る予定です。
前日の登れ無さ加減と今日の行程を考えたら、迷惑かける事必須だったので、
独りでこの辺りをシール登行練習でもしてようかなぁと思ったのですが、
クトー無しで行ける所まではシールで、クトーが必要な斜度になった場合は、ツボ足で登るということにして皆と一緒に行動する事にしました。
しかし、前日と比較して気温が低い&雲が多いせいか、ガリガリアイスバーン&洗濯板状態・・。
雷鳥荘から雷鳥平まで滑り下りるだけでも、ズリズリズリ〜・・・コテッを繰り返す。先が思いやられる・・。
そのような状況だったので、最初からクトーをつけることになり、すっかりツボ足モードだった私はクトーすら宿に置いてきてしまっていました。(^o^;
と、いうことで、いきなり板を担いで、歩行用アイゼンを着けザクザク歩く事になりました。
★ルート所要時間★ (--->:シール登行(登り)/滑降(下り)、 ===>:ツボ足、 ・・・>:徒歩)
【登り@】
7:15 みくりが池温泉 ---> 8:10 雷鳥平 ===>
10:20 別山乗越 10:50 ===> 11:10 剣御前下部
【下り@】
11:15 別山乗越 ---> 11:30 剣沢小屋
【登りA】
12:05 剣沢小屋 ---> 13:05 剣御前小屋
【下りA】
13:50 剣御前小屋 ---> 14:10 雷鳥平 ・・・> 14:55 みくりが池温泉
9:00 雷鳥沢を登る
雪が固めのせいか、クトーが良く効いたそうです。
雲もとれて、日差しも差してきた!良い感じ。
ひたすら登るサブリーダー。
後ろは大日岳です。
私もあの位のペースで登れるようになりたいなぁ・・。
・・・練習しかありませんネ・・(^o^;;;;
10:00
別山乗越まで最後の登り
前の集団は純粋なスキーヤーさん達でした
ゲレンデ靴に板を肩に担いだりして(ヒエ〜〜)登っていました。
秋田から来たとおっしゃっていました。
一番後ろのおじさまと少しお話ししましたが、おじさま曰く、
「呑む金はあんだけど、(板をくくりつける)ザックを買う金がないんだよ。」だそうです。オィオィ・・
この写真の少し手前から雪が切れていて、ツボ足でないと、もう登れません。
ま、私はずっとTSUBOだけど・・(ーー;)。あ〜板が重いヨ・・でも珍しく皆の中で一番早い(笑)。
11:00
剣御前への途中にて
剣御前小屋の前で休憩&栄養補給後、剣御前方面へ登ります。
約10分程登った所で記念写真。
この頃になると風も全くなくなり、快晴!!!ウヒッ!
これから剣沢小屋までの楽しい滑りが待っています。d(⌒o⌒)b♪
11:20
剣沢小屋まで滑走
いよいよお待ちかねの滑走第一弾!
剣沢小屋(写真左上部の茶色い塊の所)まで滑り下ります。
この頃になると、雪も適度に緩んでいました。
柔らかいのでちょっと足は取られますが、この時期にしては快適!に滑る事が出来ました。
剣沢小屋のご主人によると、平成元年以来の大雪だそうで、
リーダー曰く、いつもは少し急な斜面らしいのですが、今年は中斜面になっていたそうです。
わたし的には助かりました(笑)。
11:50 剣沢小屋から望む別山乗越
滑るのあっという間だったけど、ふと、滑ってきた方向を振返ると・・・。
・・・結構登り返すんだなぁ・・・とボーゼン・・。(@_@)
同じゲストのTさんも、そう思った、とのことでほっとする(笑)。
ここは練習、シールで登らなくては。。
ぽかぽか陽気で、壮大な景色を眺めながら、のんびり昼食を取る。
その後、1時間かけて何とかシールで登り返す。汗ダクダクダク〜
例年よりは雪が多いため、随分楽に登れたらしいのですが・・。
13:50 剣御前小屋より滑走開始
ここから、雷鳥平に向かって滑り下ります。
小屋の直下は雪が切れているので、歩きで30bほど降りた後、この場所から滑走開始です。
雷鳥沢方面に滑り下りるか、それより向かって若干右手の登ってきたルート方面に滑るか迷いましたが、最終的に後者を選択。
14:05 雷鳥沢2,500b付近
今から滑ろうとしている、ゲストのTさん。
このあと5分であっという間に雷鳥平。
まぁなんとか今回のメインが、昨日ほどの迷惑をかけないですんで良かったぁ・・・。
まぁ雷鳥沢、ツボ足で登ったからで、全然解決してないけど。
とは言え、剣沢小屋からの登り返しは
昨日と比べて(自分としては)随分マシに登れたので、頑張るゾと思えた一日でした。
ちなみにTバーは、今日はお尻を乗っけた ̄部分は90度回転して|状態にならずに(笑)登りきれました。
17:00 雷鳥来る!
みくりが池に戻ってから天候が良かったので、外で宴会第一弾。
リーダーが豪勢なおツマミを作ってくださり、大盛り上がり。
と、そこに雷鳥が・・・。
保護鳥の為か?人間を恐がる気配が有りません。
こんなに近づいて写真を撮っても全然OK。
生まれて初めて雷鳥を見たのですが、かわいかったです。鳴き声はちょっとヘンだったけど(笑)。
★さぁいよいよ滑り納め!3日目へ続く!★ 前日(1日目)を見てみる?
@登り〜下り1 断面図 |
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標高差は約500bです。 |
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A登り〜下り1 速度 |
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滑走と同じグラフで表示していますので、登りの速度が分かりづらいですね。登りだけの大きな図はココをクリック!。 ツボ足でも時速2`弱だなぁ・・大して変わらないなぁ・・。 |
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B登り〜下り2 断面図 |
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雷鳥平迄は良いのですが、その後若干登り調子のスケーティングしないと行けないので、疲れた体には堪えます(笑)。 図上にはありませんが、その後、雷鳥荘〜みくりが池の歩きも結構30分程かかるので、このときばかりは「雷鳥荘に泊ってれば良かったなぁ」と思ってしまった私だったのでした。(^o^; |
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C登り〜下り2 速度 |
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1と同じく、滑走と同じグラフで表示していますので、登りの速度が分かりづらいですね。登りだけの大きな図はココをクリック!。 クリックして大きな図で見ると、シール登行が随分マシになってるぅ!と、独りで自己満足(笑)。 |